不本意な約定 2005 11 21
休日に、知人らと話をしてみると、「量より質 2005 11 18」で書いたように、
「コンピュータの反応の遅さ」(A, C)や「不本意な約定」(B)が、結構ありそうです。
A 買いたいのに買えなかった。
B 逃げたいのに逃げられなかった。
C 株価が大きく変動したので、利ざやを取ろうとしたが、
株価訂正が、「訂正中」と表示されやすく、利ざやが取れない。
これでは、いくら投資家が努力しても、コンピュータの問題ですから、どうにもならないと思います。
「昔は、よかった。コンピュータが、軽くスイスイ反応したのに」と言っていました。
(ここでいう「昔」とは、2003年や2002年頃の話だそうです)。
量より質 2005 11 18
証券会社は、量より質を求める時代にあると思います。
「安かろう悪かろう」ではなく、「品質」を求めるべきです。
このような不満を、以前、知人や友人から、よく聞きました。
買いたいと思ったら、コンピュータの反応が遅くて、買いそびれてしまった。
たとえば、下の図Aでは、628円にある「分厚い売り板」が急速に減少していった。
チャンスだと思って、628円に買い注文を入れたが、買えなかった。
こうしたケースは、まだ、ましな方で、損をする場合があるのです。
それが、図Bの場合です。
現在の株価では、少し高いと考えて、625円に買い注文を出しておいた。
ところが、628円に、突然、大きな売り板が現れた(図C)。
「これは、大変だ」と思って、あわてて、買い注文を取り消した。
(こうしたケースでは、株価が急落するケースが多いのです)。
「やれやれ」と、ホッとしていた頃に、約定したという通知が来る。
これは、コンピュータの反応が遅く、取消が間に合わなかったケースだと思います。